
本堂の裏側、少しだけご紹介します
2026年09月29日 12:49
榮壽寺にお参りに来られた方が、普段ご覧になるのは本堂や客殿が中心だと思います。
今日は少し趣向を変えて、本堂の裏側を写真でご紹介します。
本堂の裏には細い通路があります。壁には長い柄のはたきが何本も掛けられ、奥には脚立。手前には流し台があり、洗い物や片付けができるようになっています。華やかな場所ではありませんが、お寺の毎日には欠かせない場所です。



本堂でお参りをしているときには、裏側にあるものを意識する機会はあまりないかもしれません。
でも、お寺ではお参りの前後にも、いろいろな仕事があります。道具を出す、使い終わったものを戻す、洗う、拭く、次に使えるように整える。その一つひとつは小さなことでも、続けていくには手間がかかります。
写真に写っているはたきも、一本だけではありません。並んでいるのを見ると、「こんなにあるのか」と思われるかもしれませんね。私も写真を撮りながら、いつも使っている場所なのに、改めて見ると面白いなと思いました。
流し台には、水切りかごやスポンジ、洗剤などが置かれています。
家庭の台所にもありそうな、ごく普通のものばかりです。
お寺というと、御題目をお唱えする本堂の様子を思い浮かべる方が多いでしょう。
けれども、そのすぐ裏には、こうした生活に近い風景もあります。
朝参詣や行事の後に皆さんでご供養をいただく時間も、食べて終わりではありません。使ったものを片付け、洗い、元の場所へ戻すところまで含めて、お寺で過ごす時間です。そうした場面で力を貸してくださる皆さんのことも、いつもありがたく思っています。
本堂の表側と裏側。見える景色は違いますが、どちらも榮壽寺の一部です。普段はなかなかお見せする機会のない場所にも、お寺の日常があります。
今回は、そんな「本堂の裏」を少しだけご紹介しました。